出会い系サイト掲示板はほぼ援交募集の書き込みだけです

援交目的の利用者について

ハッピーメールなどの出会い系サイトでは、掲示板は大きく分けて2つあります。「ピュア」と「アダルト」という２つの掲示板です。

以前は、純粋に出会いを求める男女はピュア掲示板を、援交目的の男女はアダルト掲示板を利用するという棲み分けができていました。しかし近年では、ピュア掲示板といえど、ほとんどが援交を目的とする男女しかいないのが現状なのです。本当に出会いを求める人は、結婚情報サイトなどを利用するしかないのが現状です。

2009年に出会い系サイト規制法が改正され、18歳未満の利用はできなくなりました。それによって、未成年の利用が減ったことは間違いありません。しかし、年齢認証がそれほど厳格でないこともあり、依然として未成年で出会い系を利用している人はかなりの数いるのです。

アダルト掲示板などでは、現在でははっきりと「援」を募集する書き込みはほとんどありません。大抵の書き込みは 「話わかる人」「優しい人」を募集するというものですが、その意味は「援交募集」です。未成年も、学生も、主婦も、30代の女性も、様々な女性が援助の募集をしています。

援デリ業者の利用について

出会い系サイトの掲示板では、援デリ業者も数多くの書き込みをしています。おそらく、出会い系の掲示板を利用する女性の半数以上は援デリ業者と思われます。

援デリは、一種の管理売春です。もともと個人的に援交していた女性をスカウトして集め、デリバリーするビジネスです。女性側としては、個人で援交するよりも、何かトラブルがあった時に安心という理由で業者に属するわけです。

一般的には、女性7：業者３ほどの分配になるようです。男性が払ったお金の3割ほどをとる代わりに、何かあったときの対処や、客の募集（掲示板に書き込むだけですが）をすることになります。

援デリ業者のほとんどは、風営法上の許可などをしていない、違法業者です。合法的なデリヘルなどとは違い、未成年の女の子を集めたりもしています。未成年の女の子側も、風俗で働くこともできず、出会い系に登録することもできないため、違法な援デリ業者に属するのです。